奈落の魔女

泥濘ぬかるんだ夢の欠片かけら

この胸をす いつわりの箱庭"Eden"

欺瞞ぎまん破片はへん

べたまぼろし わざわいがのぼ

奈落ならくばれるわけを

その刻印しやい


さかさにちる く月を

もう 二かえれない

粉々こなごな きらめくはい

星屑ほしくずおどるの


彷徨さまよう てはれず

したさきこといと

永久とわねがうのなら

契約やくそくささげて


ああ けむをる もろくずれた

人を した かげよ しず

まぶたいて きざどく

ささぐ ちぎりが 月に


見上げた星は

遠く 遠く

れることもできず

ただつつまれてねむ


くる

ちる く月を背に

もう 二と はなさない

辿たどく そこには

えた

魔女まじょが ひと


ねえ覚悟かくごが『あなた』に あるのなら

身代みがわりの でもいい

あなた』が すべで さぁ

って 見せて

奈落ならく景色けしき